運動後に食事を控える時間が長くなり、カタボリック(分解)状態が続けば続くほど、脳はそれを低エネルギー状態と認識します。最初に失われるのは除脂肪体重(筋肉)であり、特に女性にとっては筋肉をつけるのが非常に難しくなります。
もし本格的な筋力トレーニングを行うのであれば、運動前に約15gのタンパク質を摂取することで、エネルギーを確保し、筋肉を維持しやすくなります。
また、有酸素運動を1時間程度行う場合は、そこに30gの炭水化物を加えます。しかし、これは大量の食事ではなく、血糖値を適度に上げ、視床下部に「栄養が入ってきた」と知らせるためのものです。その後に、しっかりとした食事を摂り、
45分以内に朝食を取ることが重要です。
トレーニング後に女性が摂るべき食事は?
妊娠可能な年齢の女性は、運動後45分以内に良質なタンパク質を約35g摂取する必要があります。特にロイシンを多く含む高品質なタンパク質が理想的です。
更年期以降の女性は、40~60gのタンパク質を必要とします。これは、年齢とともに食事や運動に対する筋肉の合成反応(アナボリック作用)が鈍くなるためです。
研究によると、女性の代謝が基準値(安定した血糖値)に戻るまでの時間は60分以内であるのに対し、男性は最大3時間かかるとされています。そのため、女性はこの短い時間内にカタボリック(分解)状態を止め、修復プロセスを開始することが非常に重要なのです。